応援団長Mの「東京パチプロデュースって何?」

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zoom RSS パチプロデュースってどんな芝居? その2

<<   作成日時 : 2008/11/04 16:13   >>

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東京パチプロデュース応援団長Mによるパチプロデュース応援日記。
今回は前回の続き。
パチプロデュース主宰の亀田氏に、パチプロデュースってなんなのか聞いてきました。


応援団長M:でも「わかりやすいコメディ」って言うとさ、
安っぽいドタバタ喜劇だと思われちゃう可能性があるけど、
パチプロデュースってそういう感じではないんだよね。

亀  田 :えーっとですね、「とにかく笑わせることを目指す」っていうものではないです。
ゲラゲラ笑いたければ、お客さんはお笑いライブに行くと思うんですよ。
芝居に来るっていうのは、もっと違う体験をしたいからだと思う。
簡単に言うと、登場人物に感情移入していく、っていうのが芝居の楽しさだと思うんですね。
登場人物が喜んだり、悲しんだり、希望を見い出したり、っていうのを同じ時間を共有して一緒に体験していく感じ。
笑いを起こすだけなら、展開を速くして、その場その場のぶつ切りの表現でもいいと思うんですけど、
芝居っていうのは舞台上のキャラクターと、もっとじっくり付き合ってもらう物なんですね。
不思議なもので、そうやってじっくり付き合う時間を経ると、
見終わったあとに、なぜか勇気をもらってる、っていうことがあるんですよ。
それが芝居の不思議で、素晴らしい所だと思うんです。

応援団長M:確かにそうだなー。パチプロデュースって舞台上でバカバカしいことをやったりするけどさ、
でも基本は登場人物一人一人をじっくり作り込んで、お客さんに感情体験をしてもらおうとしてるもんね。
だからお客さんの心得としては、笑いに来るというよりは、
登場人物の誰かに感情移入しに来る、って思ったらいいかもね。
そこから自然に笑いにつながっていくと。

亀  田 :そうだと思います。


応援団長M:もうひとつパチプロデュースの大きな魅力としては、
役者の竹内健史君が俺としてはイチオシなんだよね。

亀  田 :そうですか(笑)。

応援団長M:彼はホントに面白いよね。俺大好きなんだけどさ。
見たことない人にどう説明すればいいかなあ。
名優というより怪優かな。身長 センチで、ちょっと面長で、ヌボーっとした雰囲気でさ。
パチプロの第一回公演「さくら」で、「宮下」っていう伝説の爆裂キャラを演ったんだけど、
そのコミカルな表現のインパクトがものすごい強烈で。
「宮下スゴイ、スゴイ」って見終わった後、みんな言ってたもんね。

亀  田 :脚本を書いてる段階では、あの宮下っていう役はもっと落ち着いた感じだったんですよ。
竹内に演技を付けてるうちに、ああいうふうになって行ったんです。
稽古中に役が育って行ったというか。
だからあのキャラの面白さは竹内さまさまなんですね。
もともと竹内本人はシリアスな役をやりたがってたやつなんですよ。
カッコイイ役をやりたがってて。
でもパチプロデュースに出たら、宮下が大当たりしちゃって、
「竹内オモシロいよね」って周りからしきりに言われるようになっちゃって。
本人は実は戸惑っていたんですよ。

応援団長M:でもねえ、あの人の持ち味は貴重だよね。
彼は主役ではないんだけど、実はパチプロデュースの一番のスターじゃないかな、と俺は思ってる。

亀  田 :前回の公演、第二回公演「拙者、引き籠もって候」で彼は殿様を演ったんですけど、
扮装をして登場しただけでお客さんが笑いましたからね。
あのインパクトはスゴイな、と思いましたね。
他の役者がやっても、ああいうふうにはならないですよ。
今回の公演、第三回公演「ヨーデル3号」では、彼は痴漢の役なんです(笑)。
彼の持ち味をなかなかうまく使えてると思うんで期待してください。
出番も多いですし。痴漢があまりにもハマリ役になっちゃうっていうのも、どうかなと思いますけどね(笑)。

応援団長M:今この話をしてるのが第三回公演「ヨーデル3号」の一ヶ月前ぐらいなんだけどさ、
今回の見どころについてちょっと語ってくれよ。

亀  田 :うーん、そうですねえ。とりあえず芸術性なんて無いんですけど、
いい大人たちが真剣にバカをやってる、そのエネルギーとバカバカしさを楽しんでもらえればいいかな、と。
飛び込み自殺をしようとしてる二人の男、っていう話なんですけど、
なぜか二人重なることで生じるアホらしさ、その設定の面白さを楽しんでもらいたいです。
自殺願望っていうのが出てきますけど、「生きるとは何か」「死ぬとは何か」なんていう深刻なテーマを扱ってると思われるとちょっと困ってしまうんで。
最初の設定から大ウソぶっこいてるものなんで、バカバカしくて面白いと思ってもらえればいいんです。
今ってニュースを見ても殺伐としたことが多いでしょう?
そういう現実のリアリティを表現しようとすると、映画にしてもマンガにしてもリアルなエグイ表現になっていったりするじゃないですか。
でも僕が提出したいのは、もっと絵空事というか、完全な作り事で、
その中で楽しんでもらいたいんですね。
現実の社会はそんなに甘くないことぐらいお客さんもよくわかっている。
でも芝居を見てる間ぐらいは厳しい現実を忘れて楽しみたいじゃないですか。

応援団長M:君が失恋のつらさを忘れて、三谷ワールドに浸り切った時が、そうだったわけだよね。
あの体験がやっぱり君の原点なのかもね。

演出家として過去二回経験したわけだから、どういうやり方が有効か、だいぶ見えてきたんじゃない?
パチプロデュースがうまく行った時って、本当におもしろいキャラが出来上がるからなあ。
今回も面白くなると俺はにらんでおるのよ。期待しとるよ。

亀  田 :がんばります。



次回はパチプロデュースに欠かせない役者、竹内健史氏にMが突撃インタビュー

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